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連載|OPINION

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『連載|OPINION 社会のココを深く掘る。』は、社会にある様々なテーマにスポットライトを当てて、第一人者などに頭の中にある考えを聞きにいくインタビュー企画です。
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#ワークライフバランス

敵が最大の味方になる時がある|元東レ経営研究所所長・佐々木常夫 第5話

取材・文・編集/設楽幸生(FOUND編集部)、写真/荻原美津雄 働き方改革についての5回の連載も、本日で最終回になりました。 結局色々なアイデアやプランであっても、最終的には人間関係の円滑さが大切とのこと。 最終回は人間関係の中でも、特に上司との付き合いにフォーカスを当てて、その対処法を語っていただきます。 佐々木常夫(ささき・つねお) 1969年東京大学経済学部卒業、同年東レ入社。自閉症の長男を含め3人の子どもを持つ。 しばしば問題を起こす長男の世話、加えて肝臓病と

信頼関係が、仕事の効率化を産むんです|元東レ経営研究所所長・佐々木常夫 第4話

取材・文・編集/設楽幸生(FOUND編集部)、写真/荻原美津雄 徹底した効率化で、 「定時に帰れて、結果を出す」 組織を作ってきた佐々木さんですが、「人を思いやる」ことが、効率化の近道になると説きます。 「思いやり」と「効率化」は一見シンクロしない言葉ですが、その真意は何でしょうか? 「働き方改革の第一人者」に、本当の働き方改革について迫るシリーズ、4日目です。 佐々木常夫(ささき・つねお) 1969年東京大学経済学部卒業、同年東レ入社。自閉症の長男を含め3人の子ども

効率の良い組織に必要なこと|元東レ経営研究所所長・佐々木常夫 第3話

取材・文・編集/設楽幸生(FOUND編集部)、写真/荻原美津雄 前回は働き方を変えるための、さざまな仕事術について教えていただきました。 今回も、佐々木さんの経験を踏まえた、働き方改革に役立ちそうなお話をうかがっていきます。 佐々木常夫(ささき・つねお) 1969年東京大学経済学部卒業、同年東レ入社。自閉症の長男を含め3人の子どもを持つ。 しばしば問題を起こす長男の世話、加えて肝臓病とうつ病を患った妻を抱え多難な家庭生活。一方、会社では大阪・東京と6度の転勤、破綻会社の

効率化のための10のヒント|元東レ経営研究所所長・佐々木常夫 第2話

取材・文・編集/設楽幸生(FOUND編集部)、写真/荻原美津雄 前回「働き方改革の第一人者」である佐々木常夫さんに、「働き方改革」の奥にある「生き方」の変革が大切である、ということをうかがいました。 今回は、佐々木さんは現役時代にどんなことを意識して、効率よく働いて結果を出し続けてきたのか?についてお話をうかがいます。シリーズ全5回の2回目スタートです。 佐々木常夫(ささき・つねお) 1969年東京大学経済学部卒業、同年東レ入社。自閉症の長男を含め3人の子どもを持つ。