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資産運用の図解教室

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「資産運用」をわかりやすく、「図解」で楽しく学べる講義式の連載です。全章を読むと、資産運用や投資の概要を知ることができます。
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2018年12月の記事一覧

『資産運用の図解教室』 全20章 目次

第0章 お金を増やす、ということ 。 第1章 「投資」による「資産運用」って、なんだ? 第2章 投資で得られる未来?ー前編 第3章 投資で得られる未来?―後編 第4章 投資でお金は増えるの? 第5章 投資って、危険なの!? 〜リスクとリターンのお話 第6章 今の時代を考えると、預金?それとも投資? 第7章 投資の種類のお話 〜前編〜 投資のいろいろ 第8章 投資の種類のお話 〜後編〜 投資のいろいろ 第9章 投資に使うお金? 余裕資金って、なんだ?

第13章 株式投資ライフをはじめよう

ひと口に資産運用といっても、いろいろな種類があることを知ったモネ。 中でも心を惹いたのは、「投資の王道」の株式投資だった。ブルベア先生の話では、「株式」は会社と深く関係しているらしい。 いろいろな物やサービスを扱っているのが会社であるなら、ジブンの毎日の暮らしともしっかりつながっているはずだ。 だとしたら、きっと興味が持続するだろうと思ったのだった。 おまけに会社の動きがわかれば、社会の動きまでわかってしまうかもしれない。 前のめりでブルベア先生を訪ねるのだった

第14章 株を買う・売るってどうやるのかな?

ついに証券会社に口座も開き、自分の口座にお金も入れて、いよいよ株の売買にチャレンジ!となったモネ。 しかし、次の瞬間、モネの頭に浮かんだのは、 「あれ、でも、まず何をしたらいいんだったっけ ?」 ということであった。 「株ってどうやって買ったらいいの?それに、どうやって売ればいいの?」口座開設してはじめの1歩、すでに困ってしまったモネは、ブルベア先生に泣きつくのであった。 株を買うときの基本 その1~何株から買えるの? M: 口座開設が無事に終わって、株式投資の準

第15章 株式の銘柄とチャートってなんだろう?

株を売買する仕組みを理解したモネ。 だからといって、 「どの会社の株を買うのが良いのか?」 「何を基準に買うべきなのか?」 については、全然わからない。 ふと、公園のベンチの隣に座っていたおじさんに目をやると、彼はタブレットに映し出されたものを真剣にのぞき込んでいた。 何だろう?と近づくと、視線の先には、グラフのようなものが見えた…。「あ、これ、もしかしたら、株に関係あるやつだ…」 ここにヒントが隠されているのかもしれない、と直感したモネは、またまたブルベア先生を

第16章 自分の株式投資のスタイルについて考える

株式投資の世界は本当に広くて、投資のノウハウや考え方が無数にある。 本屋さんに行って株式投資のコーナーを見てもわかるけれど、本当に多くの投資の指南書が出ている。 やり方がたくさんあるのはわかったけれど、ジブンはどういう心構えで投資に臨んだらいいんだろうなぁ。 そのあたりのことを、ブルベア先生に教えて欲しいなぁ。 投資スタンスってなんだ?  B: 投資の「心構え」か。ではここで、「投資スタンス」の話をしようかな。 M: 投資スタンスってなんですか?スタンスってこ

第17章 株価以外の「株の価値」?その良し悪しを見極められる指標って?

株式投資を知るにつれて、まわりに気になることが増え出したモネ。 しかし、株を買うと息巻いてみたところで、まず、どの株を買うか、という問題にぶつかると、その勢いは急にしぼんでしまうのだった。 「自分が毎日飲んでいるジュースの会社の株を買えばいいの?」 「誰もが知っている電機メーカーの株を買えばいいの?」 いろいろ調べていくと、株選びのモノサシとして、「株の価値」を測れる「指標」というものが存在すること知る。 「あっ、これなら少しは迷いも減るかもしれない!」と喜ぶモネ

第18章 誰かの一言で、株価が動くの?

グッと株式投資に興味が湧いてきて、すっかり株価の動きが気になりだしたモネ。 「あの会社が新製品を出すんだってさ」 「あの会社が不祥事起こしたんだって」 そんな話さえ日常会話に登場するようになった。 しかし、よく聞く「景気が良い悪い」とか「市場の風向きが良い悪い」とか、ニュースでよく聞くフレーズについては、わかったような気になっていても、実はわかっていないことに気が付くのだった。 株式市場の「風」を読もう M: 「風を読む」って、なんだか曖昧な印象があるんですけど

第19章 株の分散投資って、どういうこと?

「投資の基本は分散すること」 「1つのカゴに卵を全部入れるな?」 ブルベア先生に教えられたことが、頭のなかでずっと引っかかっていた。 投資を分散することとは、投資先を「株式」や「債券」、「不動産」や「外貨」などの様々な商品に分散させることで、リスクを回避させること。 これで、1点集中の投資よりもリスクが軽減できるというわけだ。 しかし、この「分散投資」という考え方、株式投資をする場合にも役に立つものなのだろうか? 気に入った1つの銘柄だけに、資産を投資していいの

「株価の大幅な下落!」というニュース、 投資のプロはどう捉えるの?|資産運用の図解教室(番外編ー前編)

2018年12月、日本に襲いかかったのは「株価の大幅下落」というニュースであった。資産運用デビューしたばかりのモネは、この事態に慌てふためいているようだ。 「どうしよう、ジブンの投資している資産が、どんどん目減りしている…」落ち着いていられなくなったモネは、ブルベア先生の元を訪ねるのであった。 自分の資産が減った? M: 先生! 聞いてください! もう大変なんですよ! B: お〜そんなに泣きそうな声でどうしたんだ? というか、もう泣いてるじゃないか。 M: 投資

第20章 資産運用って、結局のところ、まとめるとなに?

いよいよ、お別れの時が近づきてきたようだ。 ブルベア先生は多くのことを教えたし、モネはさまざまなことを吸収した。 ブルベア先生は、これまで伝授した資産運用の知識について、モネへと質問する。まるでこれまで教えたことを、懐かしむかのように。 さて、ここで改めて、資産運用というものをまとめて表すと、それは一体、どんな意味を持ったものなのだろうか? 株式会社よ、もう一度 M: すっかりお世話になりました。資産運用の世界というのは、難しいことだらけだと思っていました。