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おまかせ投資は、時間と手間が最小限?<投資にとって大切な自動管理>

通常、資産運用というのは、

「計画を立てて」
「どんな金融商品に投資するかを選び」
「その商品を購入して、値動きを見ながらメンテナンス」

という時間と手間がかかるもの。

投資をはじめたばかりの人がこれをやるのは、結構大変ですよね。

でもたとえば、フォリオのおまかせ投資なら、運用をはじめれば、その資産はそれぞれの人に適したリスク許容度をもとにあらかじめ選択したプランに応じて自動で最適な状態に調整されるので、一度資産運用をはじめたら、基本的に何もする必要はありません。

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大切なのは、焦らずに長期的な視点に立って、おまかせ投資で運用することを心がけることです。

ではなぜ、長期的視点に立つことが大切なのでしょうか?

世界の経済成長の恩恵

長期的視点に立つことが重要な理由は、世界の経済成長の恩恵を受けることができるからです。

過去を振り返ると、基本的に世界経済は、ITバブル崩壊やリーマンショックなど、一時的に大きく落ち込む局面は幾度もあったものの、長期的視点に立てば底堅く成長してきています。

そして今後も、世界的な人口増加、イノベーションの進展による生産性向上によって堅調な成長が見込まれています。

例えば株式の価格は、企業の将来の利益成長を見越して変動するわけですから、そのベースとなる経済そのものが成長するのであれば、一般的には上昇基調になることが予想できます。

ですから、世界経済が長期的に成長するのであれば、長期的視点に立って、世界の株式などの金融商品に幅広く分散投資することで、持っている資産の価格変動リスクを分散することができます。

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そしてその結果として、リスクを抑えて資産を増やすことができる可能性は比較的高いと言えるのです。

人間は長期投資を継続できない生き物

ところが、長期投資の重要性は頭で理解できても、行動に移すことはなかなか難しいものです。これはいったいなぜでしょうか?

それは、「含み損」に耐えられない場合が多いからです。

含み損というのは、保有している株式や債券や投資信託などの時価が、買付したときの価格から値下がりして、評価額がマイナスになっている状態です。

要するに、保有資産を売却していないので、実際に損失は確定していないものの、数字上は損している状態です。

投資の目的は極めてシンプルで、最終的には「資産を増やすこと」だと思います。資産を減らしたくて投資する人はいないはずです。

それにもかかわらず、短期的には資産は増えていないわけですから、それは失敗した気分になりますし、投資を途中で止めたくなるわけです。

だから、途中で少しでもマイナスになってしまうと、「話が違う!」や「資産が減るのが怖い!」と思い、離脱してしまいがちになるわけです。

さらに人間の心理がやっかいなのは、株価が上昇しているのを見ると、いつまでも上昇が続くと思ったり、逆に株価が下落していると、いつまでも下落し続けると思ってしまうことです。

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だからこそ、しばらく「含み損」の状態が続いていると心理的に耐えられなくなってしまい、投資を止めたいという衝動に駆られてしまうわけです。

こうした心理的ハードルを乗り越えるためには、小さな成功体験を積み重ねて慣れていくしかありませんが、長期投資のプロセスを完全に自動化するなどの継続率を高める工夫をしておくことは、有効な手段の一つと言えるかもしれません。

その意味で考えると、時間と手間が最小限で済む「おまかせ投資」などの投資手法を利用して、じっくりと長い目で見て運用して、将来に備えることが大切なのではないでしょうか?

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