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フォリオことはじめ 第2章 後編 |フォリオのサービスを使う前に知ってほしいこと

テーマ投資に必要なお金のことも学べたモネは、色々なテーマをチェックしているようだ。

「面白そうなテーマがたくさんあるなぁ、でもそれぞれのテーマに入っている会社って、どうやって選んでるんだろ?」

そう悩みながら、ブルベア先生の元を訪れるのであった。

各テーマの10社は誰が選んでいるの?

モネ:
それぞれのテーマは10社の株から構成されているんですよね? たとえば「寿司」もそうです。

でも、お寿司に関係する会社はたくさんあります。どんな基準で選んでるんですか?

ブルベア先生:
 フォリオのテーマ投資は、投資のプロ達が、各テーマにどんな会社を入れるべきかを吟味して決めているんだ。

M:
どの会社を選ぶかなんて、初心者だと難しいから、投資のプロが10社を選んでくれているなら、投資を始めやすいかもしれないな。

B:
 選ぶ基準は色々あるけれど、大事にしているのは、その会社が、テーマに対してどのぐらい親和性があるか?なんだな。

たとえばロボットで考えてみよう。
「ロボットを作っている会社」と
「ロボットのネジを作っている会社」では、
どっちがロボットに力を入れていると思う?

M:
そりゃロボットを作っている会社ですね。

だってネジ作ってる会社は、ロボット以外のネジも作ってるかもしれませんから。

B:
そうだね。つまりそのテーマと、どのぐらい深く関連しているか、も見ているんだ。

同時に、何十もの会社を、
「その会社は赤字続きじゃないかな?」
「借金だらけじゃないかな?」
「成長し続けているかな?」
「社長はちゃんと経営してる人かな?」
そんなことも、ちゃんとチェックしているんだ。

M:
へぇー。そんなことまで判断してるんだ!

単元株、単元未満株ってなんだ?

M:
フォリオのテーマ投資を調べてたら、わからない言葉が出てきたんです。

「株式投資は通常100株単位で行われ、これを単元株制度という」

これ、よく意味がわからないんですが、教えてください。

B:
使われている単語は難しそうだけど、噛み砕いて説明すると簡単だよ。

「単元」とは、株式投資では「単位」のようなもので、1単元は100株で構成されているんだ。

M:
なーんだ、結構簡単なんですね。
でも、それとフォリオのテーマ投資が、どういう関係なんですか?

B:
たとえばモネが、ある会社の株が欲しいと思ったとしようか。でもその会社の株は1単元単位でしか買えないとする。その会社の株は1株1万円だったら、1単元幾らになるかな?

M:
1単元が100株で、1株1万円ってことは、1単元は100万円
ってことですか? そんなお金、ジブンには用意できません…。

B:
さらに、1社の株だけではなく、色々な会社の株を買う「分散投資」を考えてみよう。

たとえばA会社は1株1万円なので1単元(100株)だと100万円。

B会社は1株5,000円なので1単元(100株)だと50万円としよう。

単元株制度のもとで、このA社とB社の2社に投資をする場合、合計150万円の資金が必要になるよね。

M:
はい、ジブンにはそんなお金の資産運用なんて、夢のまた夢です…。

B:
モネみたいに、

「多くの会社に分散投資したいけど、まとまったお金が…」

「あの会社応援したいけど、1単元100株でしか取引できないから手が届かない」

と思っている人に紹介したいのが、フォリオのテーマ投資なんだよ。

その特徴の一つが、「単元未満株」で株式を購入できることだ。

M:
タンゲンミマンカブ? 漢字から推測すると、
「その会社が決めている『1単元』に満たない株」
ってことなのかなぁー。

B:
まさにその通り!
たとえば100万円出さないと1単元買えない株も、単元未満株なら1株から取引が可能なんだよ。

フォリオのテーマ投資では、各会社の株を1株から購入可能にすることで、約10万円の資金で10社への分散投資をすることができるんだ。

M:
なるほど! ジブンは、フォリオのサービスって10万円はちょっと高いかなぁ、って思ってたんです。

でも株の分散投資って、一般的にはもっとたくさんのお金が必要なのに、これなら約10万円からできるんですね。

そう考えると、ジブンでもできそうです!

フォリオのテーマ投資って、どんなお得なことがあるの?

M:
友達から、「株で幾ら配当金をもらった」とか、「株主優待」とやらでレストランのお食事券をもらった、みたいな話を聞ききます。

フォリオのテーマ投資では、そういうものがあるんですか?

B:
一般的に株式投資の「もらえるメリット」というのは、大きく分けて2つある。「配当」と「株主優待」だ。

まずは配当について説明しよう。

たとえば、モネがある会社の株を持っていたとする。その会社の業績が良く、利益がでたとしよう。

その会社は、利益の一部を株主に分配することがある、それが「配当」だ。

ある会社が、「ウチの会社は1株あたり5円の配当金を出します」と言ったとしよう。

モネがその会社の株を10株持っていたら、決められた時期に50円の配当金をもらえる。これが「配当」だ。

M:
それはうれしいですね。

ちなみに先生、フォリオのテーマ投資をやっていても、その配当金をもらえるんですか?

B:
その答えは「イエス」だ。たとえばモネが、あるテーマを持っていたとしよう。

さらに、そのテーマを構成している、ある会社の株数が1株だったとしよう。

そうすると配当金の分配がある場合は、モネは1株分の配当金を受け取れるよ。

M:
やったー!じゃあフォリオのテーマ投資をやっていれば、配当と合わせて株主優待ももらえるんですか?

B:
株主優待の場合は、「イエス」とはハッキリ言えないな。

そもそも株主優待は、会社がある一定の株数を持つ株主に対し、その会社にちなんだ商品やサービスを提供するものだ。

M:
なるほど!たとえばお菓子メーカーならお菓子、外食メーカーならお食事券がもらえたりするんですか?

B:
そうだな。なぜ「はっきりとイエスではない」かは、多くの会社の場合、株主優待は、単元株以上持っている株主に限っているからなんだ。

たとえばある会社が、1単元(100株)持っている株主に、株主優待を提供しているとしよう。

モネがフォリオのテーマ投資で、その会社の株を1株だけ持っていたとする。

その場合、1単元に満たないので、株主優待は受けられないんだな。

M:
残念〜。でもなんで「はっきりイエス」ではない、って言ったんですか?

B:
たとえば、モネがフォリオのテーマ投資をいくつもやっていて、そのテーマの中に100株1単元のA社の株が入っていたとしよう。

モネが持っているA社の株の合計数が、100株だったとしよう。その場合、モネは1単元を満たしているので、株主優待を受けられるんだ。

M:
なるほど! だから「はっきりイエス」とは言えないのか〜!

B:
ついでに話しておくと、最近は1単元持っていなくても、単元未満の株を持っている株主に対しても、株主優待をやっている会社もあるんだな。

自分が持っているテーマの中の株が、単元未満の株主に対しても株主優待を提供しているかどうかは、直接発行している会社に問い合わせてみよう。


色々な会社が、テーマ投資を提供しているので、フォリオのテーマ投資の特徴ななんだろう?と素朴な疑問を持っていたモネ。

ブルベア先生のおかげで、フォリオが提供しているテーマ投資の特徴やメリットを理解できたようだ。

テーマ投資の中身や、単元未満株もわかり、テーマ投資への関心が高まってきたモネ。

いよいよ投資デビューに向けて、証券口座を開く決心をしたのであった。

【フォリオことはじめ 目次】
プロローグ 最近、どんなことに興味ある?
第1章 フォリオのサービスを10分で解説
第2章(前編)フォリオのサービスを使う前に知ってほしいこと
第2章(中編)フォリオのサービスを使う前に知ってほしいこと
第2章(後編)フォリオのサービスを使う前に知ってほしいこと
第3章(前編)口座開設その前に!
第3章(後編)口座の準備と開設。
第4章(前編)入金したら、テーマを買ってみよう 
第4章(後編)テーマを買った後、何をすればいい? 〜運用Q&A〜
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